貧しい人は心まで貧しい。人間の当たり前

      2016/06/13

 

よく「貧しい人は心は美しい」みたいに言われる事がありますが、

実際は逆です。

 

「貧しい人は心が貧しい」のです。

 

・・・などと断言してしまえば、間違いなく批判されるでしょう。
「ふざけるな、貧しくても心が綺麗な人はいる」
と。

 

 

 

しかし、

貧すれば鈍する

【読み】 ひんすればどんする
【意味】 貧すれば鈍するとは、人は貧乏になると、利口な人でも愚かになるということ。

故事ことわざ辞典

 

なんて言葉があるくらいで、

実際の傾向として、物資に恵まれている人達の方が心に余裕がある、というのは間違いのないことだと私は考えています。

 

 

 

・本当に貧しい人は感謝の態度すら表してくれない事も多い

私が言いたいのは、「貧乏人どもはどうしようもない奴らだ」ではなくて

「彼らは私たちと同じだ。彼らがそういう態度になってしまう可能性も十分に理解した上で接したい」ということです。

 

 

 

自分がお腹が減って死にそうだと思っている時に、「人に優しくしよう」などと悠長なことは言っていられません。

当たり前のことですね。

 

 

 

ですから、中途半端な気持ちで

博愛的で利他的な慈善事業やボランティアを始めて、

 

純粋な感謝を得られるとどこかで期待しながら、

貧しい人々に対して、何かを施したとしても

 

 

その施しを受けた側の貧しい人が必死であればあるほど、

彼らはなかなか感謝の気持ちをうまく表すことができなかったり

「そんなことよりももっとくれ」というような態度を取ってしまったりなど

 

余裕が無いことによって

施す側の気持ちを害するような態度を取ることも多々あります。

 

 

 

 

実は、これによってボランティアをする側で、白けてしまう人もいます。

 

 

せっかくこちらは、自分で貯めたお金をわざわざ使ってあげているのに

あなたがたの態度といったら何だろう・・・と言うような。

 

 

 

ボランティアをするならば、多くのテレビで見るような

満面の笑みと、純粋な感謝の念は期待しない方がいいのです。

 

 

貧しい人々の中には

慈善的なことをしてくれている人から長期的に恩恵が得られないと知ると

「騙してでも、取れる時にもっと取ろう」と考える人も多くいます。

 

 

 

ただこれは、お金があれば、わざわざ犯罪に走らない人達も

仲間のため、家族のため、食えるようになろうと罪を犯すのと同じで、

けして彼らが悪人だからというわけではありません。

 

 

これは豊かな国で暮らす私たちもまったく一緒です。

 

 

 

 

何かとんでもない不運なことがあり、収入が無くなってしまったとしたら、

 

例えば詐欺にあって、財産のすべてを失って

あるいは大災害で、誰一人頼れる人も失ってしまったらどうでしょう?

 

 

少なくとも他国の心配をするような心の余裕はなくなるでしょう。

まずは自分の飯の心配で、博愛どころではなくなるわけです。

 

 

日本のような豊かな国であれば、食料は余っていますし、

(批判もありますが)生活保護の制度だってあるわけです。

 

病院の診察だって、実はタダで受ける方法もあります

 

もしかしたらそのうち、国家がベーシックインカム制度などの元、

最低限の衣食住をすべての国民に保証するようなことさえしてくれるような国にもなるかもしれません。

 

 

 

このように豊かな社会であれば「希望」は多いでしょうが

 

本当に貧しいところで

国家権力も安定せず、マフィアがのさばっていたりして

 

まさに、「レベル:Difficult」

ディフィカルトモードの社会で自分が生きるのに必死な人達というのは

 

やはり心が豊かになりにくい、心まで貧しくなる、というのは

防ぎようのない事だと思います

 

 

 

ただ、そういうこともあるんだ、

きちんとした感謝を返せる余裕も無くなるようなことが、環境によって人間にはあるんだという

 

 

自分にとっての当たり前を、彼らもまた持っているということ

 

同じ種類の動物として、この「当たり前」は是非、忘れないでおきたいものです。

 

 

こちら側のイメージの通りの彼らでなければ、援助などされるべきでない、などというのは

物資に余裕のある側の勝手な理屈なわけですから・・・。

 

むしろ経済的に豊かなのに、この勝手な理屈を目くじら立てて言うような人がいれば、この人ほど本当に心が貧しそうですが。

 

 

とにかくこの「当たり前」を理解していれば

貧困に苦しんでいるのにも関わらず、心が豊かな人達ももちろん大勢いるという事実にも、嬉しくなることができるでしょう。

 

 

 

参考:






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 - 世の中一般